無修正な近代航海時代が到来したのは今から一世紀前頃になります。ドーバー海峡だってこの流線形のボディなら楽勝で渡りきれるさ!BDの詳しくは19世紀に入り船体を内燃機関で運用する時代になると、その高速化により新たな走波性の問題が生じるようになりました。技術者は改めて新たな船体設計を模索するようになります。様々な実験を重ねた結果、水面下の船首部分を球状突起化することにより波を効率よくかき分けることができることがわかりました。今日では大型船舶にはほとんど採用されている構造となっています。
※「ばるばす・ばう」は船体の造波抵抗を緩和するために喫水線下に設けられた球状船首のことです。 |